事務補助の仕事なので、自分が抱える仕事ではなく、役場の職員の方の仕事を割り振っていただき簡単なデータ入力などをしていました。
農林振興班という部署に在籍していたので、農家の方が相談事などに来客することが多く、お茶出しをしていました。毎月、町民の方への通知があるので、印刷、封筒詰め、発送準備等を行っていました。
りんご農家の方の畑に行きりんごの収穫を手伝ったこともありました。経験したことのない農業体験をさせていただきとても充実していました。

主人の転勤が決まり、１年間単身赴任をしていました。その間は主人の実家に私と娘で同居をしていましたが、やはり主人不在の実家暮らしは苦労もあり、また主人の単身赴任の期間も定められていなかったので、まだ子供も小さかったこともあり、家族が一緒に居られる時間を大切にしたいと思い引越しを機に転職を考えました。

１年間の在籍でしたが、周りが仕事に追われ忙しい環境の中、私の方から声をかけて「何か手伝うことがあればどんどん声かけてください」と伝えていたので、周りの職員の方も仕事が頼みやすいと言っていただけたので、主人の転勤がなかったら、もう少しサポートし続けたかったです。

会津坂下町からいわき市へ引っ越し、新天地でのスタートだったので、まずは子供達の幼稚園や日常生活が落ち着いてからと思いながらも、仕事をしないで家にいるということが性に合わず早く仕事を探そうとindeedのアプリを入れていました。
会津坂下町役場で事務の仕事をするまでは、接客販売の仕事をしていましたが、子供も生まれ家族の休みが合わせられるように、事務職の仕事を探していました。

自宅や幼稚園からの距離が近く、扶養範囲内で勤務希望だった為、就労時間も無理のない時間で働けるのが魅力を感じました。
募集要項も、基本的なパソコン作業ができる方となっていたので事務経験の浅い私でも応募できると思い決めました。

●店舗からの電話応対・営業の電話の取り次ぎ　　
急な休みやシフト変更・残業報告等受けたら社内回覧で共有する

●店舗スタッフの毎日の勤怠時刻の確認　　　　　 　　
時給制なので、決まったシフトはあるが残業が発生するので報告書と照らし合わせながら確認作業をし修正

●求人応募スタッフへの面接案内・採用連絡
電話での応対をし、面接は本部のスタッフが行うので、結果を通知し採用の方には電話連絡をし、書類や制服の準備をする

●店舗スタッフのシフト作成　　
毎月全スタッフのシフト希望を取りまとめシフト表を作成（一人での作業ではミスも多いのでダブルチェック必須）

●店舗への荷物発送
隔週で本部から販売促進に必要なポスター・備品・食材等を発送

●店舗の売上金の計算・入金
本部スタッフが各店舗を回り売上金を回収してくるので、計算し銀行へ入金しに行く

●店舗スタッフの給与計算　
日々の勤怠確認をしているが、１ヶ月分まとめて再確認を含めて見直し、併せて交通費の計算もする

●給与明細の発送　
給与計算が終わったら明細書を印刷しスタッフの自宅へ郵送する

●店舗の月次収支の入力　
売り上げ・仕入れ・人件費等を入力していく

●店舗の小口現金の出納帳管理
毎月、会計士さんがくる前に、各店舗で買い物した領収書を出納帳に入力していく

事務員も私を含め四名しかおらず、仕事が慣れてくるにつれて、一人での仕事を任されるので責任感は重たくなると感じました。
各々、抱えている仕事量が多く仕事中はほぼ無言で集中しているので、最初はピリピリした印象でしたが、社内では有線の音楽が流れているので空気が重くならずにいられました。
お昼の休憩は自席で取るのですが、周りの方も子持ちの主婦の方なので、積極的に話しかけオススメの店や子供の病院はどこに連れていくのが良いか等情報収拾の場所にもなりました。

入社当時は一人で抱え込む仕事量が多く、優先順位も分からず何から手をつければ良いのか分からずパニック状態になりましたが、先輩に相談し「一つ一つゆっくりでいいよ」と声をかけていただき安心しました。
教えられたことは必ずメモを取るようにし、何度も同じことで質問しないように自分なりのマニュアルを作りました。
仕事に集中する時間が前職よりも多くなった為、お昼の休憩時間はオフの時間と割り切り、リフレッシュしています。どうしてもお昼休みまで業務が食い込んでしまうこともありますが、お昼休みがなくなることはないです。

スタッフからのシフト希望を元にシフト作成をしていくのはとても頭を使います。
そして、出来上がったシフトを見てスタッフの方から希望通りにしてもらい感謝の言葉をもらうこともあります。中には、もう少しシフトに入りたい等の不満を言ってくる方もいますが、店舗のスタッフのバランスも考慮しなければいけないので、毎月考えるのは大変ですがシフトが完成した時のやりがいはとても大きく感じています。

成功。

前職では得られなかったスキルを身につけられたことです。
入社当時は、不安の方が大きく確認しながらの業務が多かったが、今では自分でこうしたらもっと効率よくできるのでは？と先輩に相談しながら業務を進めることができています。

食堂を展開しているので、新商品の情報や試食などが最初に出来るのは、貴重な機会だと思っています。商品開発には関わっていませんが、事務員同士で美味しいお店の共有などもしています。あとは、コンビニなどで新商品が出るたびに買ってきて、皆でシェアして味見をしたりと食に関する情報収拾が出来ることです。

入社当時は、与えられた仕事をこなす日々でしたが、今では核となる本部の事務スタッフとしてとても重要な役割を果たしているのだと実感している為、気を引き締めて仕事をすることができています。店舗の立ち上げ、運営、撤退時期の見込み等一つの食堂が出来上がるまでの流れを知ることができました。