キャリアコーディネーターとして、登録スタッフとクライアントとのマッチング作業をしていました。
まず、クライアントから人材派遣要請を受けます。その際、仕事内容や必要人数をヒアリングし、専用システムに入力していきます。次に、クライアントの希望に沿った人材を、登録スタッフの中から人選していき、適した方へスケジュールの空き状況や意向を確認します。
以上の人選作業を行い、結果をクライアントへ報告し、スタッフの出向が決定となります。
出向当日までに、スタッフにはクライアントの企業情報や仕事内容を伝えて、業務について把握してもらいます。
出向するデパートや商業施設によっては、事前に研修や登録が必要なケースもあるので、一緒に同行して案内をします。
また、稀に店舗や催事会場へ行き、販売スタッフとして現場に立つ事もあります。

転職前は、キャリアコーディネーターを中心とした一般事務でした。ジュエリー関係の業務に限る事から、もっと幅広く事務としてのスキルを身につけたいと思い始めました。また、当時は従業員数が15人ほどで規模が小さかった為、他の大きい会社に身を置くことでもっとたくさんの事を経験、吸収できるのではないかと思い、転職を決意しました。
また派遣法という法律の改訂も度々入り、世間では、派遣より“直雇用”を促すような風潮がありました。そのせいかクライアントからの受注数に波があり、人材派遣業界への不安を感じたことも、転職を考えたきっかけの一つであります。

登録スタッフのスケジュールが空いていない時や、クライアントの希望の人物像に適したスタッフが居ない時は、現場へ行き、ジュエリーの販売補助をする事がありました。
その時は、素晴らしい商品に囲まれて接客をする中で、お客様がジュエリーを購入するまでの様々なストーリーに触れる事ができ、とても充実した時間を過ごすことができました。その時間は貴重で新鮮であり、あっという間に過ぎていきました。

転職サイト（エン転職）を通じて活動していました。

金融関連という未経験な業種で、今までの自分では知り得なかったたくさんの事を学べるのではないかと感じたからです。金融に関する知識をつける事ができれば、人生で切っても切れないお金の知識を見つけられ、自分や家族のためにもなると思いました。

また、社長の社員を大切に思う気持ちや、楽しんで仕事をするという考えが新鮮であると同時に、共感をさせて頂きました。

営業事務として、営業が持ち帰った契約書に不備がないかを確認し、契約内容を専用システムへ入力します。不足書類があれば担当営業へ連絡し、取り付けをお願いします。
5～10種類ほどの契約書類が整い次第、保険会社へ発送し、無事に契約が完了するまで経過を追います。
40社ほどの代理店であったため、社内にはたくさんの書類があり、常に書庫の整理をしていました。在庫確認して、足りないものは発注し揃えておきます。また、改訂がある度に入れ替え作業を行い、営業へ使用期限に関して注意するよう周知します。

次にマーケティング部へ異動し、マーケット開拓に努めました。
定期的に提携会社へ訪問し、毎月の売り上げの確認や、今後の共同業務をどのように進めていくか会議をします。
提携会社から紹介して頂いたお客様に対して、最適な営業を人選する作業を1日70～80件ほど行っていました。

時にセミナーを開催してお客様を集める事があります。事前の準備として、集客や案内の為のチラシやwebページを作成します。また、日々コーポレートブログを執筆して、お客様へ役立つ情報を発信しつつ自社への注目度を集めていきます。
セミナー当日は、会場設営、お客様の受付、講師のサポート、撤収作業などをしていました。

事務職として採用してもらえ入社したので、社内に居て仕事をするものかと思っていました。最初の配属先では基本的にその通りだったのですが、部署異動に伴い、社外での活動が増えた事には驚きました。また、営業部で女性の退職者が多かった時期には、女性営業が希望のお客様に対して、営業補助として訪問する事がありました。イメージと違っていた点はいくつかあり当時は驚いた事もありますが、結果全てがいい経験となりました。

頻繁に試験がある事です。生命保険、損害保険、ファイナンシャルプランナー、人によってはもっとたくさんの資格試験があります。一度取得した後も更新試験があるので、常に勉強の日々です。業務中に勉強する事ができないので、勉強時間の確保が難しかったです。
私は通勤時間が長く1時間以上あったので、移動中に勉強ができるよう、少し早い時間帯の電車に乗り、移動しながら勉強できるようにしました。また、重いテキストを持ち歩く事が負担になる為、勉強するページを写真に撮ってタブレットを使用していました。

担当していたマーケットのクオリティが良く、営業部の成績に貢献できた時は、他人や会社の役に立っている事を感じ、やりがいを感じました。
同時に提携先への利益アップにも繋がった為、その会社の担当者として指名をしてもらえた時も、とても嬉しく思いました。

また、ルーティン作業の中にも改善点があると感じた時、その改善策を上司に提案をし、取り入れてもらえた時にもやりがいを感じました。
具体的には、部署のメンバーそれぞれが自分の仕事に集中し、横の連携が取れていない事がありました。その時に、毎朝10分の小さい会議を開いて、それぞれ今日のスケジュール・どんな仕事をするのか、を共有する時間を設けました。
それにより、相手がどんな事をしているのか把握する事ができ、コミュニケーションを取るきっかけになりました。お互いの知識を出し合い、助け合う事ができ、部署全体の業務効率が上がりました。

成功でした。

以前の会社にいる時は、決まったお客様と決まった仕事の繰り返しでした。しかし、転職後はたくさんの人に囲まれ、人の数だけ刺激を受ける事ができました。
事務職として、他人のサポートができるよう、言われた事をただこなしていくのではなく、相手の気持ちになって、時には臨機応変に動く事を覚えました。それは私生活でも活かせる事であり、家族や友人に対しても同じように行動する事ができました。
また、社長と社員の距離感が近かった事もあり、直に社長の想いを聞く事ができ、頻繫にコミュニケーションが取れた為、モチベーションアップにつながりました。

仕事としての目標やゴールは決まっている事が多いですが、それまでのプロセスややり方は意外と変えられる余地がある事が多いです。よって自分のアイディアを提案する事で、仕事のフローを変えられます。最初は教えられた通りにこなしていくのですが、慣れていくにつれ、他の方法や効率的な道を提案してみると、それを取り入れてもらえ、楽しさとやりがいを感じる事があります。
私は、エクセルの作業で煩わしい事があり、同期のシステム部の人に相談した所、複雑な関数やマクロを組んでくれて、すぐに解決した事があります。
仕事の進め方で思いついたことがあれば、色々な人に相談してたくさんの方法を試して、目標までのプロセスを自分で模索できる事が楽しさだと思います。

自分の可能性は、自分次第でいくらでも広げられるという事です。
転職前に勤めていた会社で2年が過ぎた頃、場所を変えてキャリアアップしたいと思うようになりました。その時の会社に不満があったわけではないので、とても悩みましたが、キャリアップと同時に何かに挑戦してみたい気持ちが強かったことを覚えています。なんとなく過ごしているとどんどん時間は過ぎていき、思っているだけで行動をしないと何も変わりません。自分なんか・・・と思う事もありましたが、勇気を出して１歩を踏み出すことで、見えてくる景色が全く変わりました。書類選考や面接で落ち、時には転職活動としていい結果がでない事もありましたが、自分の可能性を信じて諦めずに行動をし続けると、人生はどんどんいい方向へ進んでいく事が分かりました。
よって今後も、何か壁にぶつかった時や変化を求める時があれば、恐れずに進んでいこうと思います。