28歳、3社の派遣経験から正社員の話。人間関係の悩みと公務員試験、どうすれば？キャリアのプロが徹底解説
28歳、3社の派遣経験から正社員の話。人間関係の悩みと公務員試験、どうすれば？キャリアのプロが徹底解説
この記事では、28歳で3社の派遣経験があり、正社員の話と公務員試験の狭間で揺れ動くあなたの悩みにお答えします。人間関係のストレスと将来への不安を抱えながら、どのようにキャリアを築いていくべきか、具体的なアドバイスを提供します。
こんばんは、相談させてください。
私は２８歳、１０名程の営業所で事務員（派遣）をしており現在３社目です。
１社目は生産管理事務を担当しておりフロアには女性が私１人だけしかおらず男性社会の言葉の強さや陰口などに悩み退職しました。
２社目は営業事務員として入社しましたが少子高齢化や貧困家庭などの行政の仕事に取り組みたいという気持ちが強くなり退職しました。（お昼休みもなく終業後も勉強会が有り時間をとることが難しいと考えたためです。）
時間の融通が利くと考え派遣で営業事務で入社し現在に至ります。
ですが公務員試験は学力不足のためお恥ずかしい話で第一次試験で落ちました。自分は頭の良い大学を出ておらずこのまま勉強を続けても受かる確率の方が少ないのではないかという気持ちと年齢制限まであきらめず受け続けたいという気持ちが入り混じってます。
今回ご相談したいことは仕事の件です。
現在派遣で行かせていただいている企業から正社員のお話をいただきました。年収３００万円 ９時から１７時３０分 残業１５時間 土日祝休み 条件面で見れば私のような２８歳で３社も経験しているような者にはもったいない条件だと思います。
ですが、社内での業務格差が気になります。
私は営業事務員として商品の納期管理やお客様からのｸﾚｰﾑやそのほかの付随業務をしており社内でなる電話やFAXはほとんど私宛です。ですが他の事務員はインターネットやおしゃべりをしており毎日暇でつらいけどあなたは可哀想ね。といって手伝ってもくれません。
帰り際着替えている最中ｸﾚｰﾑの電話がなり私しか対応できないという理由で呼び戻されたり（私はクレーム処理している間ほかの皆さんは飲み会があるので帰りました。）営業担当が不在の場合私に仕事が回ってくるので昼休み中も仕事をしておりその間正社員の皆さんはおひるごはんを食べたり談笑しています。
条件面では良い方だと思いますがモチベーションが上がらず仕事は苦ではないのですが人間関係で腹立たしい思いをしています。上司に相談したことありますが保守的な方が多くなにもしてくれません。
このような状況でこのままこの会社で正社員になりながら公務員試験に挑戦し続けるのか行政の非常勤職員として勤務しながら勉強するのか迷っています。
周りに相談できるような人もおらずここで相談させて頂きました。皆さんの厳しいお言葉やアドバイスお待ちしております。
現状の整理と問題点の明確化
ご相談ありがとうございます。28歳で3社の派遣経験があり、正社員の話と公務員試験の狭間で悩んでいるのですね。まずは、現状を整理し、問題点を明確にしましょう。
- 正社員のオファー： 年収300万円、9時～17時30分、残業15時間、土日祝休みという好条件ですが、人間関係の悪さがネック。
- 人間関係の悩み： 業務格差、他の事務員からの協力が得られない、クレーム対応の負担が大きい。
- 公務員試験： 学力への不安、年齢制限への焦り。
- 選択肢： 現職で正社員として働きながら公務員試験、行政の非常勤職員として働きながら勉強。
問題は、「現在の職場の人間関係のストレス」と「将来のキャリアプラン」の二つに集約されます。これらの問題を解決するために、具体的なステップと対策を提案します。
ステップ1：現状の職場環境の評価と対策
まずは、現在の職場の状況を客観的に評価し、具体的な対策を講じましょう。
1.1 状況の可視化と記録
まずは、現状を客観的に把握するために、具体的な記録をつけましょう。
- 業務内容の記録： 毎日、どのような業務を行い、どれくらいの時間を費やしているかを記録します。特に、自分だけが対応している業務、他の人が対応できるはずなのに自分に回ってくる業務を詳細に記録します。
- 人間関係の記録： 誰がどのような態度で接してくるのか、具体的な言動を記録します。感情的な記録ではなく、事実に基づいた記録を心がけましょう。
- 時間管理： 1日の業務時間、休憩時間、残業時間を記録します。
1.2 上司とのコミュニケーションの再検討
すでに上司に相談したものの、改善が見られなかったとのことですが、記録を基に再度、具体的な問題点を伝え、改善を求めましょう。
- 具体的な問題点の提示： 記録に基づいて、業務格差、他の事務員の非協力的な態度、過度なクレーム対応の負担などを具体的に伝えます。
- 解決策の提案： 業務分担の見直し、他の事務員への指示、クレーム対応のローテーションなどを提案します。
- 交渉の準備： 上司との面談前に、自分の希望（例：業務量の軽減、他の事務員との連携強化など）を明確にしておきましょう。
1.3 職場環境を変えるための行動
上司との交渉がうまくいかない場合、以下の方法も検討しましょう。
- 同僚とのコミュニケーション： 他の事務員に、困っていることや協力を求めていることを伝えてみましょう。ただし、感情的にならず、冷静に伝えることが重要です。
- 社内制度の活用： 会社の相談窓口や人事部に相談することも検討しましょう。
- 部署異動の検討： 部署異動が可能かどうか、上司や人事に相談してみましょう。
ステップ2：キャリアプランの検討と選択肢の評価
次に、将来のキャリアプランを検討し、それぞれの選択肢を評価しましょう。
2.1 公務員試験への挑戦の継続
公務員試験への挑戦を続ける場合、以下の点を考慮しましょう。
- 自己分析： なぜ公務員になりたいのか、その動機を明確にしましょう。安定性、社会貢献、個人の価値観など、具体的な理由を言語化することで、モチベーションを維持できます。
- 情報収集： 志望する自治体や官庁の情報を収集し、試験内容、採用人数、試験の難易度などを把握しましょう。
- 学習計画： 自分の学力レベルを客観的に評価し、合格に必要な学習時間を算出します。具体的な学習計画を立て、着実に実行しましょう。
- モチベーション維持： 試験勉強は長期間にわたるため、モチベーションを維持するための工夫が必要です。仲間との情報交換、目標設定、息抜きなどを取り入れましょう。
2.2 行政の非常勤職員としての勤務
行政の非常勤職員として勤務する場合、以下の点を考慮しましょう。
- メリット： 行政の仕事に携わることで、公務員試験対策に役立つ経験を積むことができます。また、働きながら勉強時間を確保しやすい可能性があります。
- デメリット： 非常勤職員の給与や待遇は、正社員に比べて低い場合があります。また、必ずしも希望する部署に配属されるとは限りません。
- 情報収集： どのような非常勤職員の求人があるのか、給与、勤務時間、仕事内容などを調査しましょう。
- 応募準備： 履歴書、職務経歴書、面接対策など、応募に必要な準備を行いましょう。
2.3 正社員として働きながら公務員試験
現在の会社で正社員として働きながら公務員試験に挑戦する場合、以下の点を考慮しましょう。
- メリット： 安定した収入を確保しながら、試験勉強をすることができます。また、正社員としての経験は、将来的に有利に働く可能性があります。
- デメリット： 職場での人間関係のストレスが、試験勉強の妨げになる可能性があります。また、時間の制約があるため、効率的な学習計画が必要です。
- 時間管理： 仕事と試験勉強の両立には、徹底した時間管理が必要です。1日のスケジュールを立て、隙間時間を有効活用しましょう。
- ストレス管理： 職場でのストレスを解消するための方法を見つけましょう。趣味、運動、友人との交流など、自分に合った方法でストレスを軽減しましょう。
ステップ3：意思決定と具体的な行動計画
上記の情報をもとに、最終的な意思決定を行い、具体的な行動計画を立てましょう。
3.1 選択肢の比較検討
それぞれの選択肢のメリットとデメリットを比較検討し、自分にとって最適な選択肢を選びましょう。
- 優先順位： 自分の価値観（安定性、社会貢献、キャリアアップなど）を明確にし、何を最も重視するのかを考えましょう。
- リスク管理： 各選択肢のリスクを評価し、どのように対応するのかを検討しましょう。
- 将来展望： 各選択肢が、将来のキャリアにどのように影響するのかを考えましょう。
3.2 行動計画の策定
選択した選択肢に基づいて、具体的な行動計画を立てましょう。
- 目標設定： いつまでに、どのような状態になりたいのか、具体的な目標を設定しましょう。
- タスク管理： 目標達成のために必要なタスクを洗い出し、優先順位をつけましょう。
- スケジュール管理： タスクをスケジュールに落とし込み、実行可能な計画を立てましょう。
- 進捗管理： 定期的に進捗状況を確認し、必要に応じて計画を修正しましょう。
3.3 専門家への相談
キャリアに関する悩みは、一人で抱え込まず、専門家に相談することも有効です。キャリアコンサルタントは、あなたの強みや弱みを客観的に分析し、最適なキャリアプランを提案してくれます。
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ステップ4：面接対策と自己PRの準備
もし正社員の道を選ぶ場合、または行政の非常勤職員の面接に臨む場合、しっかりと準備を行いましょう。
4.1 企業の分析と自己PRの作成
企業の情報を収集し、自分の強みと経験がどのように活かせるのかを明確にしましょう。
- 企業研究： 企業の事業内容、企業文化、求める人物像などを調べ、自分との共通点を見つけましょう。
- 自己分析： 自分の強み、経験、スキルを整理し、自己PRを作成しましょう。
- 自己PRのポイント： 企業の求める人物像に合わせ、自分の強みを具体的にアピールしましょう。これまでの職務経験で得られたスキルや、課題解決能力、コミュニケーション能力などを具体的に示すことが重要です。
4.2 面接対策
面接では、あなたの人間性や能力を評価されます。しっかりと準備を行い、自信を持って臨みましょう。
- 想定される質問への回答準備： 志望動機、自己PR、これまでの職務経験、退職理由、長所と短所など、よくある質問に対する回答を準備しましょう。
- 模擬面接： 友人や家族に協力してもらい、模擬面接を行いましょう。
- 面接マナー： 面接時の服装、言葉遣い、態度など、基本的なマナーを身につけましょう。
- 逆質問の準備： 面接の最後に、企業について質問する機会があります。事前に質問を準備しておきましょう。
ステップ5：メンタルヘルスケア
キャリア選択や人間関係の悩みは、精神的な負担を伴うことがあります。メンタルヘルスケアも忘れずに行いましょう。
5.1 ストレス管理
ストレスを溜め込まないように、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
- 休息： 十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
- 趣味： 自分の好きなことや興味のあることに時間を使い、気分転換しましょう。
- 運動： 適度な運動は、ストレス解消に効果的です。
- リラックス： 瞑想、ヨガ、アロマテラピーなど、リラックスできる方法を試しましょう。
5.2 周囲への相談
一人で抱え込まず、信頼できる人に相談しましょう。
- 友人や家族： 悩みを打ち明け、話を聞いてもらいましょう。
- 専門家： キャリアコンサルタントやカウンセラーに相談することも有効です。
まとめ
28歳、3社の派遣経験から正社員の話と公務員試験の狭間で悩んでいるとのこと、大変な状況だと思います。しかし、今回の相談を通して、ご自身のキャリアについて深く考える良い機会になったはずです。
今回の記事で解説したステップを踏み、現状を客観的に評価し、自分に合った選択肢を選び、具体的な行動計画を立てていきましょう。
あなたのキャリアがより良い方向へ進むことを心から応援しています。
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