人生迷子からの脱出！後悔だらけの過去を乗り越え、自分らしいキャリアを築くためのロードマップ
人生迷子からの脱出！後悔だらけの過去を乗り越え、自分らしいキャリアを築くためのロードマップ
「迷走する私の人生。どうしたら良いかわかりません。ご意見ください。」
私はのどかな田舎町に生まれました。まわりは農家さんの家の子ばかりでした。
私は子供の頃から絵を描くのが好きで、将来は漫画家かイラストレーターになるのが夢でした。
母は私には、夢を諦めて税理士になるようにと言いました。両親ともに美大生を見下しています。美大や芸大に行っても無職しか生まない。そんなイメージだったようです。
私はその田舎の中ではたまたま勉強ができたので、片道一時間かけて遠くの進学校へ進むことに。高校には上位で入学できました。
ここからが間違いの始まりでした。
忙しい部活に入ってしまいました。スラムダンクという漫画の影響です。高校三年まで部活をやめるべきでないという謎の使命感もあり、忙しかったのですが辞められませんでした。途中からはとてもつらかったです。
本当は美術部に入りたかった。でも両親の目が気になって、入りませんでした。美術の選択科目も取りませんでした。
その後、部活を高校三年までやっていたため、大学受験に失敗。予備校に行きたかったし浪人したかったのですが、弟の進学の時に資金不足になる可能性があると言われて断念。仕方がなく、近くの別の大学へ通うことにしました。親に言われたからです。県内から出るなと。浪人は認めないと。学校の先生からは、君は入学当時は成績がとても良かったから、部活をせずに高校二年生の頃から対策していれば志望校の旧帝大に行けたのにね、と言われました。そんなこと今更言われても…と悲しくなりました。
進学先の大学はかなりの田舎にあり、四年間、学びたくもない学問をやらされ、単位は取り終えましたがとてもつまらなく、寂しい田舎町で四年を浪費しました。そればかりか、下宿費用もかかったため、トータルで七百万円くらいかかっていると思います。国立大学なのに…。それなら、浪人して、自宅から通える範囲の大学へ行った方がよっぽど良かったのに… お金をドブに捨てたような思いです。お金がどれくらいかかっていたのか、両親は私に話しませんでした。それくらい計算すればわかるのに、当時の私は怖くて調べられなかったし聞けなかったのです。大したことない大学に行くのにこんなにお金をかけて…非効率です。どうして浪人させてくれなかったのか、どうして遠方の大学を受験させてくれなかったのか… これなら都内の私立にでも行った方が人生経験が豊富になったと思います。親の言う通りの進路を選んでしまいました。
結局そんな大学でしたから就職も微妙で、大手から内定をもらいましたが、これまた田舎の支店に配属され、四年間働きました。
高校三年間、大学四年間、就職してからの四年間、ずっとつまらなかったです。田舎で友達も少なくてさみしかった。十一年間懲役に行っていたような気持ちです。
結婚退職して約三年になりますが、今度は離婚しそうです。仕事のことで騙されたり、お金のことで苦労が絶えません。こんなことなら結婚するのではなかった…三年間を無駄にした思いです。
そこで、「私の人生ってなんなんだろう…」という思いにとらわれるようになりました。
私は、結婚できたことが驚きなくらい美しくありません。暗くて、友達ができません。絵をかければそれで良いと思いながら、美大に行けませんでした。親が反対するからです。私は美大でない普通の志望校にさえ落ちました。総合大学なら人数も多く、友達ができたのでは、と思います。しかし、私が行ったのは田舎の単科大学。サークルもなく、町に若者もおらず、本当にさみしい四年間でした。予備校もなく、資格試験に挑戦したかったのですが、受験で失敗したことがトラウマでもあり挑戦することそのものがとても怖く、独学が難しく諦めました。母校に進学したことを後悔しています。
自分でお金を借りて美大に行けば良かった。勝手に再受験なり編入なりすれば良かった。でもあの頃の私にはそんな発想がなかったのです。
もっと難易度の高い大学に編入するか、大学院へ進学したい。自分は本当は勉強できるのだと証明したい。一方で、美大に行きたい。絵を描きたい。
お金がありません。時間がありません。この年齢では、すぐにでも婚活する？妊活する？そんな時期です。夢を語っていられません。
働き始めてから、親に黙ってこっそり通った画塾では「あなたなら美大に受かっただろうにね…」と言われました。最低限の絵は描けます。
ただ、絵で生活することが難しいのはわかっています。イラストや漫画を応募しても仕事にならず、担当さんがつきません。目の前にあるものを綺麗に描くのは得意でも、創作する才能がないのはわかっています。それでも何か描いていたい。週末だけじゃなくて一日中、絵を描いていたい。
世間知らずでバカな私に何か言ってやってください。人生が迷走しています。補足就活しながら、涙が出てきます。絵を仕事にしたかった、絵を勉強したかった、それが無理なら志望校か東京の総合大学で、もっと明るい学生生活を送るたかった。悲しい。みじめだ。むなしい。こんな人生いらない。生まれて来たくなかった。
お金を稼ぐためにはストレスに耐えて営業しないといけない。でも前職では耐えきれず、うつ病になりかけました。長く働くためには事務職に就かないといけない。そうすると年収は低くなる。貯金できない。再婚・出産費用の捻出すらあやうい。そもそも絵に関係ない仕事をするのが苦痛…。仕方ないので働きますが、過去を後悔してしまいます。もっと勉強していれば、良い仕事に就けたかも知れないのに… もっと準備していれば、美大に行けたかも知れないのに… 後悔でいっぱいです。
過去の選択を後悔し、将来への不安を抱えるあなたへ。この文章は、これまでの経験を無駄にせず、自分らしいキャリアを築くための具体的なステップを提示します。過去の選択を振り返り、自己理解を深め、多様な働き方の中からあなたに最適な道を見つけ出すための羅針盤となるでしょう。
1. 自己分析：過去の経験を未来への糧に
過去の経験は、決して無駄ではありません。むしろ、あなたの強みや弱み、本当にやりたいことを見つけるための貴重な手がかりとなります。まずは、これまでの経験を振り返り、自己分析を行いましょう。
1-1. 過去の出来事を書き出す
これまでの人生で、印象に残っている出来事を具体的に書き出してみましょう。成功体験、失敗体験、楽しかったこと、辛かったことなど、どんなことでも構いません。出来事だけでなく、その時の感情や考えも一緒に書き出すことが重要です。
- 高校時代の部活動：スラムダンクに影響を受け、美術部ではなく部活を選んだこと。
- 大学選び：親の意向で地元から出られず、興味のない分野を学んだこと。
- 就職：大手企業に入社したが、田舎の支店に配属され、やりがいを感じられなかったこと。
- 結婚・離婚：結婚生活での苦労、離婚による経済的な不安。
- 絵への情熱：子供の頃からの夢である絵を描くことへの憧れ、美大に行けなかった後悔。
1-2. 自分の価値観を明確にする
書き出した出来事を通して、あなたの価値観を明確にしましょう。価値観とは、あなたが大切にしていること、譲れないこと、心の拠り所となるものです。例えば、以下のような価値観が考えられます。
- 自己表現：自分の個性や創造性を表現すること。
- 自由：自分の意思で選択し、行動すること。
- 成長：新しい知識やスキルを習得し、自己を高めること。
- 安定：経済的な安定や、精神的な安心感を得ること。
- 人間関係：良好な人間関係を築き、支え合うこと。
あなたの価値観を明確にすることで、将来のキャリアプランを考える上での軸ができます。
1-3. 自分の強みと弱みを把握する
自己分析を通して、あなたの強みと弱みを客観的に把握しましょう。強みは、あなたの得意なこと、自信を持っていること、周りから評価されることです。弱みは、苦手なこと、改善したいこと、課題と感じていることです。
強みと弱みを把握することで、どのような仕事に向いているのか、どのようなスキルを磨く必要があるのかが見えてきます。
2. キャリアプランの検討：多様な働き方と、絵への情熱を活かす
自己分析の結果を踏まえ、具体的なキャリアプランを検討しましょう。過去の経験や価値観、強みを活かし、絵への情熱を諦めずに、自分らしい働き方を見つけることが重要です。
2-1. 多様な働き方の選択肢
現代社会では、多様な働き方があります。正社員だけでなく、アルバイト、パート、フリーランス、副業など、様々な選択肢を検討してみましょう。
- 正社員：安定した収入と福利厚生が得られる一方、制約が多い場合も。
- 契約社員：正社員に近い働き方ができる場合もあるが、契約期間に注意が必要。
- アルバイト・パート：比較的自由な働き方ができるが、収入は不安定。
- フリーランス：自分のスキルを活かして自由に働けるが、自己管理能力が求められる。
- 副業：本業を持ちながら、自分の興味のある分野で収入を得ることができる。
それぞれの働き方のメリット・デメリットを理解し、あなたの状況に合った働き方を選びましょう。
2-2. 絵のスキルを活かす方法
絵を描くことが好きで、絵に関わる仕事に就きたいという思いがあるのであれば、以下の方法を検討してみましょう。
- イラストレーター：書籍、雑誌、Webサイトなど、様々な媒体でイラストを描く。
- 漫画家：漫画を描き、出版する。
- Webデザイナー：Webサイトのデザインや、バナー制作などを行う。
- グラフィックデザイナー：ポスター、チラシ、ロゴなどのデザインを行う。
- 副業：イラスト制作やデザインを副業として行う。
絵のスキルを活かす方法は多岐にわたります。あなたのスキルや興味に合わせて、最適な方法を選びましょう。
2-3. スキルアップと資格取得
絵のスキルを向上させるだけでなく、関連するスキルや資格を取得することで、キャリアの幅を広げることができます。
- デザインソフトの習得：Photoshop、Illustratorなどのデザインソフトを使いこなせるようにする。
- Webデザインの知識：HTML、CSSなどのWeb制作に関する知識を身につける。
- マーケティングスキル：自分の作品を効果的にアピールするためのマーケティングスキルを学ぶ。
- 資格取得：Illustratorクリエイター能力認定試験、Webデザイン技能検定など、関連する資格を取得する。
スキルアップと資格取得は、あなたのキャリアをさらに発展させるための強力な武器となります。
3. 具体的な行動計画：一歩を踏み出すために
キャリアプランが決まったら、具体的な行動計画を立て、一歩を踏み出しましょう。
3-1. 情報収集と準備
まずは、情報収集から始めましょう。興味のある職種や働き方について、インターネットや書籍で調べたり、セミナーに参加したりして、情報を集めましょう。
- 求人情報のチェック：「wovie」などの求人サイトで、あなたの興味のある職種の求人情報をチェックする。
- ポートフォリオの作成：自分の作品をまとめたポートフォリオを作成する。
- 自己PRの準備：自分の強みや経験をアピールするための自己PR文を作成する。
3-2. スキルアップのための学習
必要なスキルを習得するために、学習計画を立てましょう。オンライン講座、専門学校、独学など、あなたの状況に合った方法を選びましょう。
- オンライン講座の受講：Udemy、Skillshareなどのオンラインプラットフォームで、デザインやWeb制作の講座を受講する。
- 専門学校への通学：専門学校で、デザインやイラストの基礎を学ぶ。
- 独学：書籍やWebサイトで、デザインやイラストの知識を学ぶ。
3-3. 副業やアルバイトからのスタート
いきなり転職するのが不安な場合は、副業やアルバイトからスタートするのも良いでしょう。副業やアルバイトを通して、経験を積むことができます。
- クラウドソーシングサイトの活用：クラウドワークス、ランサーズなどのクラウドソーシングサイトで、イラスト制作やデザインの仕事を受注する。
- アルバイト：デザイン事務所やWeb制作会社で、アルバイトとして働く。
3-4. 転職活動の準備
転職を希望する場合は、転職活動の準備を始めましょう。
- 履歴書・職務経歴書の作成：あなたの経験やスキルをアピールできる履歴書と職務経歴書を作成する。
- 面接対策：面接で、あなたの強みや熱意を伝えるための練習をする。
- 転職エージェントの活用：転職エージェントに登録し、求人紹介や面接対策などのサポートを受ける。
4. ポジティブなマインドセット：後悔を力に変えて未来を切り開く
人生には、後悔や失敗はつきものです。しかし、それらを乗り越え、前向きに未来を切り開くことが重要です。
4-1. 過去の経験を肯定的に捉える
過去の経験は、あなたを形作る大切な要素です。後悔するのではなく、そこから何を学び、どのように活かせるかを考えましょう。過去の経験を肯定的に捉えることで、自己肯定感を高め、自信を持って未来に進むことができます。
4-2. 小さな成功体験を積み重ねる
小さな目標を設定し、それを達成することで、成功体験を積み重ねましょう。小さな成功体験は、あなたの自信を育み、モチベーションを高めます。例えば、
- 毎日30分絵を描く
- デザインソフトの使い方を一つマスターする
- クラウドソーシングで初めての案件を受注する
など、具体的な目標を設定し、達成する喜びを味わいましょう。
4-3. 周囲のサポートを活用する
一人で抱え込まず、周囲のサポートを活用しましょう。家族、友人、キャリアコンサルタントなど、信頼できる人に相談し、アドバイスをもらいましょう。
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4-4. 自分を大切にする
心身ともに健康であることが、キャリアを築く上で最も重要です。十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動を心がけ、心身の健康を保ちましょう。また、趣味やリラックスできる時間を持つことも大切です。
5. まとめ：未来への一歩を踏み出すために
過去の経験を振り返り、自己分析を行い、多様な働き方の中から自分らしいキャリアプランを立て、具体的な行動を起こすことで、あなたは必ず未来を切り開くことができます。後悔を力に変え、自分を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。
あなたの人生は、まだ始まったばかりです。過去の経験を糧に、自分らしいキャリアを築き、充実した人生を送ることを心から応援しています。
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