保育士の人間関係に悩むあなたへ：職場の問題を乗り越え、キャリアアップを目指す方法
保育士の人間関係に悩むあなたへ：職場の問題を乗り越え、キャリアアップを目指す方法
この記事では、保育士として働くあなたが直面する可能性のある人間関係の問題に焦点を当て、具体的な解決策とキャリアアップのためのヒントを提供します。特に、職場の同僚とのコミュニケーション、責任感の希薄さ、そして噛みつきなどの問題への対応について、具体的なアドバイスをさせていただきます。あなたのキャリアをより良いものにするために、ぜひ最後までお読みください。
0歳児クラスの主担任保育士（8年目位）の言動について質問です。私は職歴2年のパートで、今の園は1年目で今までいた所が厳しい方だったのか、クラスリーダーの先生が接した事のないタイプの方と感じ戸惑っています。
①のんびりしているように感じる
- 出勤時間1.2分前か丁度に保育室に入るのが常で、たまに時間を過ぎることもあり、寝坊やケアレスミスの遅刻も数ヶ月間に数回あった
- おやつや給食の準備も、早く食べたがって泣いたり喚いたり、眠り被ったりする子がいても、自分の準備の時に限ってトイレに行く事も多く、動作自体ものんびりしている
- 給食の検食は給食時間終盤にする
- 午睡の寝かしつけの際は仲良しの先生とお喋りしながらで、主担の先生がトントンする子ども（日によって違う）は気が散って入眠が遅め
- 午睡時間はお喋りや休憩優先で、午睡明けの時間に自分の担当児の連絡帳書きや書類書きが終わっていない事も多く、起床時間、おやつの時間が押しがち（4時までに食器を給食室に、というルールもあまり気にしていない）
- 午睡時間は5分毎のチェックを疎かにして、後からまとめてチェックする
- うつ伏せ寝はダメ、目視が大切だと最近職員会議で言われても、徹底しない
- 夕方の自由遊び時間に連絡帳書きをしている時もある（午睡中に職員会議がある時もあるが、それに見合った時間配分をしていないことが殆どで、連絡帳は多くて3冊）
- 保育室から出たら戻ってくるまでの時間が都度長い（主担任の先生が休みの日に違う先生が同じ事をしたら所要時間が全然違い、他の先生から冗談交じりで指摘されても意識していない）
- 保育中、私語や雑談が多く、壁に背中を付けて全体を見ることも徹底していないので死角が出来ている時も多々あり、座っていても上半身を捻ってサークル外を向いて仲良しの先生と話す事もよくある
②責任感が希薄に感じる
- 噛みつきが多い（20回以上）子がいても1日に1.2回保育室から連れ出す（他の部屋に用事がある際に連れて行く感じ）くらいで特に対策を講じず、噛まれた側の保護者への対応も、今日の様子を明るく伝えた後に軽く謝罪する（笑いながら言う時も多い）
- 園庭遊びでは普段から園全体で職員同士2.3人で向かい合ってのお喋りが多く、ある時は主担任とフリーの先生で5人を見ている際、その内2人がログハウス（未満児立入禁止で柵などはない所）の階段の一番上の2メートル程かもう少し高い位の高さの所まで登っていて、子どものせいにして叱っていた
- 5人を主担任と私ともう1人で見ていた際、その内3人（活発でまだ制御の効かない2人を含む）を私1人で階段を登らせて2階の遊戯室に行かせ、自分は大人2人で子ども2人と事務室の水槽を見ていた
- 実習生が入ってその担当保育士の立場で「ん？」と思うことがあっても、その場や反省会で指摘せず、武勇伝と言って他の先生何人もに笑いながら言いふらしていて、育てようという意識も、次に担当になる組の先輩の先生に失礼にならないように自分が指導しておかないと、という意識もないように見えた
- 隣のクラスの主担任の先生が数日欠勤の期間に、隣のクラスのサブの先生から、年配の先生が2回保育室を無人状態にしていたと聞いていて、何もアクションをせず、数日後3回目が起こり気付いた他クラスの先生が咄嗟に対応し、その年配の先生が始末書を書くことになったが、当人を問題視するばかりで特に責任を感じたり後悔したりはない感じだった（年配の先生は指摘されて逆上するような人でもない）
③その他
- 人によって露骨に態度を変えてくる
- 休憩時間は愚痴、悪口、ディスり多め
- 職員会議の伝達事項などクラス全体に話す時も、休憩時間も私とだけほぼ目を合わせない、私には話し掛けない（こちらが盾ついたり、露骨な態度を取ったことはなく、自身の態度が無意識なのかわざとなのかも不明）
これは普通だと思う、という項目はありますか？ 又もしも、ちょっと…という所が多い場合、このような感じの先生は時々いらっしゃいますか？ 今後の参考のため、特に噛みつきの対応、対策について、どのようにしているかも、教えてほしいです。補足私自身職歴が浅く、知見を深めたく質問してみたところもあるのですが、項目の中で例えば「遅刻は良くないけど、出勤時間ギリギリでも間に合ってるなら別によくない？」「連絡帳書きは休憩時間に終わらなくても保護者に渡すまでに間に合ってるならよくない？」とか、「うちの園でも、こうするのは普通だよ」等もしあれば、お気軽に回答頂きたいです。私に対する批判でも構いません。それと噛みつきに対しての対策、対処、保護者対応についても教えて頂けたら嬉しいです。
保育士として働く中で、職場の人間関係や同僚の行動に戸惑うことは、誰にでも起こりうることです。特に、経験年数の異なる保育士の間では、価値観や仕事に対する姿勢の違いから、様々な問題が生じることがあります。今回の質問者様のように、ベテラン保育士の言動に疑問を感じ、どのように対応すれば良いのか悩む方も少なくありません。この記事では、そのような悩みを抱える保育士の皆様に向けて、具体的なアドバイスを提供します。
1. 現状の分析：問題点の整理と客観的な評価
まず、質問者様が提示した情報を基に、問題点を整理し、客観的に評価してみましょう。以下に、具体的な項目を挙げて解説します。
1.1. 時間管理と業務遂行能力
出勤時間の遅れや準備の遅延：
これは、保育士としてのプロ意識に欠ける行動と言えるでしょう。子どもの安全を第一に考える上で、時間厳守は基本中の基本です。
給食や午睡準備の遅れ：
子どもの生活リズムを乱し、保育の質を低下させる可能性があります。特に、0歳児クラスでは、食事や睡眠が成長に大きく影響するため、迅速かつ適切な対応が求められます。
連絡帳書きの遅延：
保護者との連携を密にする上で、連絡帳は重要なツールです。遅延は、保護者の不安を招き、信頼関係を損なう可能性があります。
1.2. 責任感と倫理観
子どもの安全管理への意識の低さ：
園庭での不注意や、噛みつきへの対策の甘さは、子どもの安全を脅かす行為です。保育士は、子どもの安全を守る義務があります。
同僚への指導・教育に対する意識の欠如：
実習生への対応や、他クラスの保育士の無人状態への無関心は、保育士としての責任感の欠如を示しています。
1.3. コミュニケーションと人間関係
私語や雑談の多さ：
子どもの見守りを疎かにし、保育の質を低下させる可能性があります。
特定の人物への態度：
職場の人間関係を悪化させ、チームワークを阻害する可能性があります。
これらの問題点から、今回の主担任保育士は、時間管理能力、責任感、倫理観、コミュニケーション能力において、改善の余地があると言えるでしょう。しかし、これらの問題が、保育士として「普通」であるかと言えば、決してそうではありません。多くの保育園では、子どもの安全と成長を最優先に考え、質の高い保育を提供するために、様々なルールや指導体制が整えられています。
2. 問題への具体的な対応策：あなたができること
次に、質問者様が、職場の問題を乗り越えるために、具体的にどのような行動をとることができるのか、考えてみましょう。
2.1. 記録と情報収集
まずは、客観的な記録を取ることから始めましょう。
具体的には、
- 主担任保育士の言動を、日付、時間、状況と共に記録する。
- 他の保育士の意見を聞き、情報を収集する。
- 園のルールやマニュアルを確認し、主担任保育士の行動がそれに違反していないか確認する。
これらの記録は、問題解決のための第一歩となります。
2.2. 上司への相談
記録を基に、上司（園長や主任）に相談しましょう。
相談する際には、
- 感情的にならず、客観的な事実を伝える。
- 具体的な事例を提示し、問題点を明確にする。
- 自分の困っていること、改善してほしいことを具体的に伝える。
- 園全体の保育の質の向上に貢献したいという意欲を示す。
上司は、あなたの相談に対して、
- 主担任保育士への指導を行う。
- 園全体の保育体制を見直す。
- あなたへのサポート体制を強化する。
などの対応を取ることが期待できます。
2.3. 同僚との連携
他の同僚にも、同様の悩みを持っている人がいるかもしれません。
積極的にコミュニケーションを取り、
- 情報交換を行う。
- 互いに協力し、問題解決に取り組む。
- 困ったことがあれば、助け合う。
といった連携を深めることで、孤立感を解消し、問題解決への道が開ける可能性があります。
2.4. 自己研鑽
問題解決のためには、自己研鑽も重要です。
具体的には、
- 保育に関する知識や技術を学ぶ。
- 研修やセミナーに参加する。
- 先輩保育士や専門家からアドバイスを受ける。
- 子どもの発達や心理に関する知識を深める。
これらの努力は、あなたの保育士としてのスキルアップにつながり、自信を持って問題に取り組むことができるようになるでしょう。
3. 噛みつきへの具体的な対応と保護者対応
噛みつきは、保育園でよく起こる問題の一つです。
適切な対応と保護者対応を行うことで、
- 子どもの安全を守る。
- 保護者の不安を軽減する。
- 信頼関係を築く。
ことができます。
3.1. 噛みつきの原因を特定する
噛みつきの原因は、
- 子どもの発達段階
- 環境
- 心境
など、様々な要因が考えられます。
まずは、
- 噛みつきが起こる状況を記録する。
- 噛みつきの前後の子どもの様子を観察する。
- 保護者から情報を収集する。
ことで、原因を特定するための手がかりを得ることができます。
3.2. 噛みつきへの具体的な対策
原因を特定した上で、以下のような対策を講じましょう。
- 噛みつきそうな兆候が見られたら、すぐに子どもの注意をそらす。
- 噛みつきそうな子どもから、噛まれる可能性のある子どもを遠ざける。
- 噛みつきがあった場合は、すぐに傷口を消毒し、保護者に連絡する。
- 噛みつきの原因となっている可能性のある環境を改善する。
- 噛みつきがあった子どもに対して、噛む行為が良くないことを優しく教える。
- 噛みつきがあった子どもの保護者と連携し、家庭での対応について話し合う。
3.3. 保護者対応
噛みつきがあった場合の保護者対応は、非常に重要です。
以下の点に注意しましょう。
-
誠実な対応：
噛みつきがあったことを謝罪し、子どもの怪我の状況を詳しく説明する。 -
原因の説明：
噛みつきの原因をできる限り詳しく説明し、保護者の不安を軽減する。 -
今後の対策：
今後の対策について説明し、保護者との連携を深める。 -
情報共有：
噛みつきがあった子どもの保護者とも連携し、家庭での対応について情報交換を行う。
保護者との信頼関係を築くことで、問題解決に向けて協力し合うことができます。
4. キャリアアップを目指すために
今回の相談者様のように、職場の問題に直面した場合、それを乗り越える過程で、大きく成長することができます。
キャリアアップを目指すために、以下の点を意識しましょう。
4.1. 積極的に学ぶ姿勢を持つ
保育に関する知識や技術を積極的に学び、自己研鑽に励みましょう。
具体的には、
- 研修やセミナーに参加する。
- 資格取得を目指す。
- 先輩保育士や専門家からアドバイスを受ける。
これらの努力は、あなたの専門性を高め、キャリアアップにつながります。
4.2. 積極的に行動する
問題解決のために、積極的に行動しましょう。
具体的には、
- 上司に相談する。
- 同僚と連携する。
- 自己研鑽に励む。
これらの行動は、あなたの主体性を高め、周囲からの信頼を得ることにつながります。
4.3. ポジティブな姿勢を保つ
困難な状況でも、ポジティブな姿勢を保ちましょう。
具体的には、
- 問題点を客観的に分析し、解決策を考える。
- 自分の強みを生かし、弱みを克服する。
- 周囲の人々と協力し、目標を達成する。
ポジティブな姿勢は、あなたの成長を加速させ、キャリアアップを後押しします。
4.4. 転職も視野に入れる
今の職場で問題が解決せず、どうしても改善が見られない場合は、転職も視野に入れることも大切です。
転職を検討する際には、
- 自分のキャリアプランを明確にする。
- 自分のスキルや経験を活かせる職場を探す。
- 情報収集を行い、自分に合った求人を探す。
- 面接対策を行う。
転職は、あなたのキャリアを大きく変えるチャンスとなる可能性があります。
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5. まとめ：あなたのキャリアを切り開くために
この記事では、保育士として働くあなたが直面する可能性のある人間関係の問題、特にベテラン保育士との関係性や、噛みつきへの対応について、具体的なアドバイスを提供しました。職場の問題に直面した際は、
- 現状を客観的に分析し、
- 上司や同僚に相談し、
- 自己研鑽に励み、
- 必要であれば転職も視野に入れる
ことが重要です。これらの行動を通じて、あなたは保育士としてのスキルアップを図り、キャリアを切り開くことができるでしょう。
あなたのこれからの活躍を心から応援しています。
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