保育士2年目でヘルニア発症…退職を考えているあなたへ。状況別の対応策と、キャリアを切り開くためのロードマップ
保育士2年目でヘルニア発症…退職を考えているあなたへ。状況別の対応策と、キャリアを切り開くためのロードマップ
この記事は、保育士2年目で、ぎっくり腰からヘルニアを発症し、職場環境との不和も重なり退職を考えているあなたに向けて書かれています。現在の状況を整理し、退職時期の判断、休職期間の考え方、そして今後のキャリアをどのように築いていくかについて、具体的なアドバイスを提供します。あなたの心身の健康を守りながら、より良い未来へと進むための道しるべとなることを目指します。
現在保育士2年目です。業務中にぎっくり腰からヘルニアになりました。初めはサービス残業などもあり、整骨院等病院にも行けず、園長との関係も悪く、萎縮してしまって痛いことを言い出せなかったり、お休みができるような雰囲気もなく、無理をして勤務していたのですが、病院に行けるようになった頃にはかなり悪化し、気持ち悪く感じる位痛みが酷く、整骨院の先生にはぎっくり腰になっていると言われ、整形外科でヘルニアとの診断がおりました。
園長先生にその旨をお話すると、その日は早退になりましたが、次の日も痛みが酷かったため為お休みの連絡を入れても、電話の折り返しや連絡の既読がつかず、無理をして出勤したり、少しお休みをしたり…というような状況が何度か続いてしまいました。
3日ほどお休みをいただいた時には家の中で動くことも難しい状況だった為、乳児クラス担任ということもありお休み明けに難しい動作があること、日常生活でも支障をきたしている旨を園長先生にお話したところ、「え、じゃあなにができるの？あれもできない。これもできないって。先生は何をしに来たの？」と何度も言われました。
保育士は体力仕事です。園長先生がそう言われる気持ちも分かります。ですが、急に言ったならまだしも、私の方からお休み中に随時状況を連絡していたのにも関わらず、連絡の返信はなく、休み明けのシフト変更について連絡され、休める状況でもなく、無理して出勤することになったのに…
主任とも話した結果、しばらく事務所作業での対応になったのですが、事務所で作業していた所園長先生から「周りの職員もどう対応していいか分からなくて迷惑してるから、休めるならしっかりお休みをしたほうがいいんじゃない？診断書貰ってきて、手術できるなら手術して。4月からは同じ対応はできない。」とい言い渡され、お休みを取り、医師からは何日で治る。というのが断言出来ないため期間のところは当面の間と明記された診断書をいただきました。
お給料の面的にも心配だったため本社の方にお電話させていただき、今回の件は労災で対応出来ることになったのですが、休業補償での対応ができるとお言葉をいただけました。
園長先生に診断書のお話について連絡をするとため息をつかれ、納得行かないような返答があり、休業補償のお話もすると、「え、今回の件労災で休もうとしてるの？はぁ。まぁわかりました。私からも本社に連絡するので。」と言われました。(※労災の件は園長先生にも何回かお話しし、本社が判断するから確実におりる訳では無いということを強く言われています。)その後お休みの期間についてのお話もなく、一方的に電話を切られ、私も診断書に”当面の間”と記載があるためどの程度お休みをしたらいいのか、次の月のシフトもどうなるのか分からない状況です。
今回の件で周りの職員の方とも気まずくなってしまい、園長先生との関係も考えるとこの園で働くことは難しく退職を考えております。
続けるつもりではいたのですが、退職をいつ言うか、またどの程度お休みしたらいいのか教えていただきたいです。
補足1度新卒で入った園を精神的に病んでしまい、退職し知人から紹介していただいた園なのですが、その紹介してくれた人と園長、主任の仲が悪かったらしく、違う園に配属だったのですが、異動でここに来た時から扱いが酷いです。。。
事務所に監禁されて、何度も咎められたり、クラス便りや月案が私担当の時は理由も言われず、修正を何度も言われたり…ほぼ新卒という形だったので、メンターも付けると言われ、月1の面談もすると言われていたのに面談もなく、分からないことを聞くと、「なんでこんなことも分からないの？」「普通こうでしょ？」など馬鹿にするように言ってきたりと日々言われていました。
今回の件に関しても、私が事務所で作業中に「私もヘルニアだったのよ！その時は何するのも痛くて大変だったわ〜手術して治ったけど、お金がかかって大変だったわ〜」と笑顔でお話されていて正直怖かったです。
今までの事を鑑みると今の状態ですでに精神的にもきているので、退職を考えています…
1. 現状の整理：抱えている問題と優先順位
まず、現状を整理し、抱えている問題を具体的に把握しましょう。あなたの状況は、身体的な問題（ヘルニア）、職場環境の問題（園長との関係、職場の理解不足）、精神的な問題（過去の経験、現在のストレス）が複雑に絡み合っています。これらの問題を整理し、優先順位をつけることが、今後の行動を決める上で重要です。
- 身体的な問題： ヘルニアによる痛みと日常生活への支障。治療と療養が必要。
- 職場環境の問題： 園長とのコミュニケーション不足、労災への不理解、休職への対応の悪さ。
- 精神的な問題： 過去のトラウマ、現在のストレス、将来への不安。
これらの問題を考慮すると、現時点での最優先事項は、心身の健康を守ることです。その上で、退職のタイミングや休職期間、今後のキャリアプランを検討していく必要があります。
2. 退職の意思決定：いつ、どのように伝えるか
退職を決意した場合、最も重要なのは、適切なタイミングで、誠意をもって伝えることです。以下に、具体的なステップと注意点を示します。
2-1. 退職のタイミング
退職のタイミングは、以下の要素を考慮して決定しましょう。
- 療養期間： 医師の診断書に基づき、どの程度の休養が必要かを確認します。「当面の間」という診断書の場合、医師と相談し、具体的な休養期間の見通しを立てましょう。
- 労災の手続き： 労災保険の申請状況を確認し、手続きが完了するまで待つことも検討しましょう。労災が認められれば、休業補償を受けることができます。
- シフトの状況： 次の月のシフトが確定する前に、退職の意思を伝えるのが理想的です。
これらの要素を総合的に判断し、心身の回復を最優先に考えた上で、無理のないタイミングを選びましょう。
2-2. 退職の伝え方
退職の意思を伝える際は、以下の点に注意しましょう。
- 直属の上司（園長）に直接伝える： まずは、園長に直接会って話をするのが基本です。
- 誠意をもって伝える： これまでの感謝の気持ちを伝え、退職に至った理由を具体的に説明しましょう。ただし、個人的な感情を露わにしすぎず、冷静に話すことが大切です。
- 退職理由を明確にする： ヘルニアによる身体的な問題、職場環境とのミスマッチ、精神的な負担などを具体的に伝えましょう。
- 退職日を提示する： 医師の診断書や労災の手続き状況を踏まえ、具体的な退職日を提示しましょう。
- 引き継ぎについて言及する： 可能な範囲で、業務の引き継ぎについて協力する姿勢を示しましょう。
- 退職届を提出する： 退職の意思を伝えた後、正式な退職届を提出します。
例文：
「園長先生、いつもお世話になっております。この度は、私自身の体調不良により、誠に勝手ながら、〇月〇日をもちまして貴園を退職させていただきたく、ご報告いたします。ぎっくり腰からヘルニアを発症し、治療と療養が必要な状況です。また、これまでの職場環境とのミスマッチもあり、心身ともに負担を感じています。ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。後任への引き継ぎについては、できる限り協力させていただきます。」
3. 休職期間の考え方：療養と労災保険
休職期間は、心身の回復に専念できる期間です。以下に、休職期間中の過ごし方と、労災保険について解説します。
3-1. 療養に専念する
医師の指示に従い、適切な治療を受けましょう。また、心身の安静を保ち、ストレスを軽減することが重要です。
- 治療： 整形外科での治療に加え、必要に応じてリハビリテーションや理学療法を受けましょう。
- 休息： 十分な睡眠を取り、無理な運動や長時間の活動は避けましょう。
- ストレス軽減： 趣味に時間を費やしたり、リラックスできる環境を整えたりするなど、ストレスを解消する方法を見つけましょう。
- 栄養： バランスの取れた食事を心がけ、規則正しい食生活を送りましょう。
3-2. 労災保険の活用
労災保険は、業務中の負傷や疾病に対して、治療費や休業補償を給付する制度です。今回のケースでは、労災保険の適用が認められる可能性が高いです。
- 休業補償： 療養のため休業した場合、給付基礎日額の8割が休業補償給付として支給されます。
- 療養補償： 治療費は、原則として全額が労災保険から給付されます。
- 手続き： 園を通して、労働基準監督署に労災保険の申請を行いましょう。
- 注意点： 労災保険の申請には、医師の診断書や、業務と疾病の関連性を証明する書類が必要です。
4. 今後のキャリアプラン：再出発への道
退職後、どのようにキャリアを築いていくかは、重要な問題です。以下のステップで、今後のキャリアプランを検討しましょう。
4-1. 自己分析
まず、これまでの経験を振り返り、自己分析を行いましょう。
- 強みと弱み： これまでの保育士としての経験から、自分の強みと弱みを客観的に分析しましょう。
- 興味関心： どのような保育に興味があるのか、どのような働き方をしたいのかを考えましょう。
- 価値観： 仕事を通して何を大切にしたいのか、どのような価値観を持っているのかを明確にしましょう。
4-2. キャリアプランの検討
自己分析の結果を踏まえ、具体的なキャリアプランを検討しましょう。
- 保育士としての再就職： 保育士として復帰する場合、働きやすい職場環境を選ぶことが重要です。労働条件、人間関係、職場の雰囲気を事前に確認しましょう。
- 異業種への転職： 保育士としての経験を活かせる異業種への転職も選択肢の一つです。例えば、ベビーシッター、託児所スタッフ、児童福祉施設職員などがあります。
- スキルアップ： 保育士としてのスキルアップを目指す場合、専門的な知識や資格を取得することも有効です。例えば、保育に関する資格、幼児教育に関する資格、福祉に関する資格などがあります。
- キャリアコンサルタントへの相談： 専門家のアドバイスを受けることで、客観的な視点からキャリアプランを検討できます。
4-3. 行動計画の策定
具体的な行動計画を立て、目標に向かって進みましょう。
- 情報収集： 求人情報を収集したり、セミナーに参加したりして、情報を集めましょう。
- スキルアップ： 必要に応じて、資格取得や研修への参加など、スキルアップのための行動を起こしましょう。
- 求職活動： 履歴書や職務経歴書を作成し、面接対策を行いましょう。
- ネットワーク作り： 業界関係者との交流を通じて、情報交換や人脈作りを行いましょう。
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5. 職場環境改善へのヒント
今回の経験から、今後の職場選びや、もし保育士として復帰する場合に役立つヒントをいくつかご紹介します。
5-1. 職場選びのポイント
- 労働条件の確認： 労働時間、給与、休暇制度など、労働条件を事前に確認しましょう。
- 人間関係の確認： 職場の雰囲気や人間関係について、事前に情報を収集しましょう。可能であれば、面接時に質問したり、見学したりして、職場の雰囲気を確かめましょう。
- 福利厚生の確認： 育児休暇制度、研修制度、健康診断など、福利厚生の内容を確認しましょう。
- 園の理念の確認： 園の理念や保育方針が、自分の考え方と合致しているかを確認しましょう。
5-2. 職場環境を改善するためのヒント
- コミュニケーションを密にする： 上司や同僚とのコミュニケーションを密にし、困ったことや悩みがあれば、積極的に相談しましょう。
- 自己主張をする： 自分の意見や考えを、相手に伝えるようにしましょう。
- 専門家への相談： 職場での問題や悩みを抱えている場合は、キャリアコンサルタントやカウンセラーなどの専門家に相談することも有効です。
6. まとめ：あなたの未来を切り開くために
今回の経験は、あなたにとって非常に辛いものだったと思います。しかし、この経験を無駄にせず、今後のキャリアに活かしていくことができます。まずは、心身の健康を最優先に考え、適切な治療と休養を取りましょう。そして、自己分析を行い、今後のキャリアプランを検討しましょう。あなたの未来は、あなたの行動次第で大きく変わります。応援しています。
【具体的な行動ステップ】
- 医師との相談： ヘルニアの治療と療養期間について、医師と相談しましょう。
- 園長との話し合い： 退職の意思を伝え、退職日や引き継ぎについて話し合いましょう。
- 労災保険の手続き： 労災保険の申請を行いましょう。
- 自己分析： 自分の強み、弱み、興味関心、価値観を分析しましょう。
- キャリアプランの検討： 保育士としての再就職、異業種への転職、スキルアップなど、具体的なキャリアプランを検討しましょう。
- 情報収集： 求人情報を収集したり、セミナーに参加したりして、情報を集めましょう。
- 行動計画の策定： 具体的な行動計画を立て、目標に向かって進みましょう。
このロードマップを参考に、あなたの未来を切り開いてください。頑張ってください！
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