35歳、転職とキャリアの迷い：準公務員から技術職への道、本当に進むべき？
35歳、転職とキャリアの迷い：準公務員から技術職への道、本当に進むべき？
35歳で転職を繰り返し、新たな職場で再び転職を検討しているあなたの悩み、深く理解できます。安定を求めて公務員に準じた職に就いたものの、仕事内容や人間関係に馴染めず、技術職への転職を模索。内定を得たものの、新たな不安が押し寄せ、決断に迷っている状況ですね。あなたの置かれた状況を詳細に分析し、最適なキャリア選択をサポートするための具体的なアドバイスを提供します。
はじめまして。35歳妻子持ち(子2)で、転職したばかりで再転職しようかめちゃくちゃ悩んでいます。
情報
- 性別:男
- 年齢:35
- 家族:妻子(子2)
- 会社:1社目商社営業(約4年)
- 2社目広告代理店営業(約3ヶ月)
- 3社目メーカー営業(約8年9ヶ月)
- 4社目団体職員(入社半年)←今ここ
3社目は従業員40人程度の中小企業で従業員は仲良かったのですが、目標もゆるくただただ日々の仕事をこなすだけで、特にスキルが身につくわけでもない地元の中小でした。最終的には、社長の息子と意見合わなかったこと、営業の仕事に嫌気がさしてきたこと、コロナで業績が上下して将来性に不安を感じたので、安定を求めて現在の会社に転職しました。
現職、待遇は地方公務員に準じており、確実な昇給、変わらない賞与、職免制度もあり、残業も1分単位で勘定し基本的には支払われています。
転職経験も何度かあったんで、ある程度どこでもやっていける自負はあったのですが、入社後周囲は公務員からの出向者ばかりで、今までの仕事の経験や常識が通用しないことがわかり、別の世界に迷いこんだような虚無感に襲われました。
年収も総所得で60万円ほどダウンしたことに加えて、仕事内容も庶務、労務、経理の他、施設設備管理、予算管理等々、色々やることあってまあまあ忙しく、定時では帰れない日が多く、多忙な日は終電近くまで会社にいることがあり、入社すぐ絶望を感じながらのスタートでした。
上司や同僚も真面目な人が多く、会議やレクもしょっちょうあり、業務に追われる毎日に窮屈さを感じ、一生この空間でこの仕事をするのかと思うと吐き気がするほどでした。
仕事の内容もそんなに難しい内容ではないですが、書類のミスや伝達ミス等、仕事への意欲も少ないことも影響して細かなミスを連発してました。
そんな感じで入社3ヶ月ほどは絶望に打ちひしがれながらも、とりあえず会社に通勤し、暇さえあれば次の転職先を探す毎日をおくっていました。
商社とメーカーでは製造業に関わる仕事だったことから、次の仕事は技術も身につく技術職にしたいと考えて職種を絞って、転職活動をしてました。
その結果、創業50年ほどで従業員30人程度のプラントメーカーから技術職で内定をもらうことができました。給与も未経験ながらも現職よりも月額5万円ほど高く、福利厚生もしっかりした条件でした。ただ、賞与が不明確なことと、残業がほとんどないとのことのため、年収ベースでは何ともいえません。
すぐに転職の準備に取り掛かっていましたが、いざ会社に退職の願いを出そうとしたところ、これが中々言い出さない自分が居る事に気が付きました。
入社から半年経ち人間関係が出来上がってきており、入社当初疎外感は徐々に晴れて、仕事の中に若干ながら役割を感じている自分がいました。
また、新しい会社の技術職では溶接、旋盤、プレス機等々扱う事があり、未経験で危険な作業も増えてとてつもなく不安になってきました。
新しい会社には内定も承諾しており、入社日が近づいてきているのですが、まだ退職のことを現会社に言えていません。
今の会社での仕事には正直楽しさをほとんど感じられないことに加え、ずっと今の会社で向いているとは言い難い事務的な仕事をこなし続けることを考えると辛さがあります。ただ、新しい会社で事故のリスクが高い仕事を毎日続け、昇給も不確定なことを考えるとこれもまた不安です。
自分の仕事の向き不向きや、子供のこと、将来性、やりがい、スキルのこと、色々な思いが複雑に入り混じり、自分がどうしたいのか、どっちの会社に勤めるのが、最善かわからなくなってきています。決断もすぐにしなければいけません。
長文になって申し訳ないのですが、どなたかアドバイスいただけると幸いです。よろしくお願い致します。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、あなたの状況を整理し、問題点を明確にしましょう。あなたは35歳で、これまでのキャリアの中で様々な職種を経験し、現在は準公務員として働いています。しかし、仕事内容や人間関係に不満を感じ、技術職への転職を検討。内定を得たものの、新たな不安から決断に迷っている状態です。主な問題点は以下の通りです。
- 仕事への不満: 現職の仕事内容にやりがいを感じず、将来への不安も抱いている。
- 将来への不安: 新しい技術職への挑戦に対する不安、昇給や賞与の不確実性。
- 決断の遅れ: 内定承諾後も、現職への退職を言い出せない。
- 家族への影響: 転職による収入の変化や、将来的なキャリアプランへの影響。
これらの問題を一つずつ紐解き、解決策を探っていきましょう。
2. キャリアの棚卸しと自己分析
次に、あなたのキャリアを棚卸しし、自己分析を行いましょう。これまでの経験から、あなたの強みや弱み、興味や価値観を明確にすることが重要です。
2-1. 過去の経験の分析
これまでの職務経験を振り返り、それぞれの仕事でどのようなスキルを習得し、どのような成果を上げたかを具体的に書き出してみましょう。例えば、商社での営業経験からは、交渉力やコミュニケーション能力、問題解決能力などが挙げられます。メーカーでの営業経験からは、製品知識や顧客との関係構築能力が身についたかもしれません。中小企業での経験からは、柔軟性や多岐にわたる業務への対応力が培われた可能性があります。
2-2. 強みと弱みの特定
自己分析ツールやキャリアコンサルタントのサポートを活用し、あなたの強みと弱みを客観的に評価しましょう。あなたの強みは、これまでの経験から培われた多様なスキルや、変化への対応力、問題解決能力などです。弱みとしては、一つの分野を深く追求する専門性や、新しい環境への適応に時間がかかることなどが考えられます。
2-3. 興味と価値観の明確化
仕事に対するあなたの興味や価値観を明確にすることも重要です。あなたは、安定した環境で働くこと、技術的なスキルを身につけること、やりがいを感じられる仕事に就くことなどを重視しているかもしれません。自己分析を通じて、あなたの真の価値観を見つけ出し、キャリア選択の軸としましょう。
3. 転職先の詳細な情報収集とリスク評価
転職先であるプラントメーカーについて、より詳細な情報を収集し、リスクを評価しましょう。給与や福利厚生だけでなく、仕事内容、職場の雰囲気、キャリアパス、将来性などを具体的に把握することが重要です。
3-1. 企業情報の収集
企業のウェブサイト、求人情報、口コミサイトなどを活用し、企業の事業内容、経営状況、企業文化に関する情報を収集しましょう。また、可能であれば、企業の社員に話を聞き、職場の雰囲気や仕事内容について詳しく聞いてみましょう。
3-2. 仕事内容の詳細な把握
技術職の具体的な仕事内容を理解するために、企業が求めるスキルや経験、業務内容、キャリアパスなどを確認しましょう。未経験の業務については、事前に研修制度や教育体制について確認し、不安を解消しましょう。
3-3. リスクの評価
転職に伴うリスクを評価することも重要です。給与や賞与の変動、仕事内容への適応、職場の人間関係、健康面のリスクなどを考慮し、それぞれのリスクに対する対策を検討しましょう。例えば、昇給の見込みや、キャリアパスについて、企業側に具体的に質問し、将来的な展望について確認しておきましょう。
4. 現職のメリット・デメリットの再評価
現職のメリットとデメリットを客観的に再評価し、転職の決断材料としましょう。安定した収入や福利厚生、人間関係、仕事の負担などを考慮し、あなたの価値観に照らし合わせて、現職に残るメリットとデメリットを比較検討しましょう。
4-1. 現職のメリット
- 安定した収入: 確実な昇給、変わらない賞与、職免制度など、安定した収入が得られる。
- 福利厚生: 地方公務員に準じた福利厚生が受けられる。
- 人間関係: 入社から半年が経過し、人間関係が構築されつつある。
- 仕事の負担: 仕事内容が比較的易しく、残業も少ない。
4-2. 現職のデメリット
- 仕事への不満: 仕事内容にやりがいを感じず、将来への不安がある。
- 成長の機会: スキルアップの機会が少ない。
- 人間関係: 今までの経験や常識が通用しないと感じることがある。
5. 転職先のメリット・デメリットの再評価
転職先のメリットとデメリットを客観的に再評価し、転職の決断材料としましょう。給与や福利厚生、仕事内容、職場の雰囲気、キャリアパス、将来性などを考慮し、あなたの価値観に照らし合わせて、転職先のメリットとデメリットを比較検討しましょう。
5-1. 転職先のメリット
- 給与アップ: 現職よりも月額5万円高い給与。
- 技術職への挑戦: 技術的なスキルを身につけることができる。
- キャリアチェンジ: 新しい職種への挑戦。
5-2. 転職先のデメリット
- 賞与の不確実性: 賞与が不明確。
- 仕事内容への不安: 未経験の業務や、事故のリスク。
- 将来への不安: 昇給の見込み。
6. 家族との話し合い
あなたのキャリア選択は、家族の生活にも影響を与えます。配偶者や子供たちと、あなたのキャリアプランについて話し合い、理解と協力を得ることが重要です。
6-1. 収入と生活への影響
転職による収入の変化や、将来的なキャリアプランについて、家族と共有しましょう。生活費や教育費など、具体的な支出について話し合い、将来的な生活設計について検討しましょう。
6-2. キャリアプランへの理解と協力
あなたのキャリアプランについて、家族に説明し、理解と協力を求めましょう。あなたの仕事に対する思いや、将来の目標を共有し、家族一丸となって目標に向かって進むことができるようにしましょう。
7. 最終的な決断と行動計画
これまでの分析結果を踏まえ、最終的な決断を下し、具体的な行動計画を立てましょう。あなたの価値観、キャリア目標、家族の状況などを考慮し、最適な選択をすることが重要です。
7-1. 決断のポイント
あなたの決断のポイントは、以下の通りです。
- 長期的なキャリアプラン: あなたの将来のキャリア目標を明確にし、どちらの選択がその目標に近づくのかを検討しましょう。
- 仕事へのやりがい: 仕事に対するあなたの価値観を重視し、どちらの選択があなたの満足度を高めるのかを検討しましょう。
- リスクとリターン: 各選択肢のリスクとリターンを比較検討し、あなたにとって最適なバランスを見つけましょう。
- 家族の状況: 家族の意見を尊重し、家族全体にとって最善の選択をしましょう。
7-2. 行動計画
決断後、具体的な行動計画を立てましょう。
- 現職に残る場合:
- 現職でのキャリアアップを目指す。
- 仕事へのモチベーションを高めるための工夫をする。
- スキルアップのための自己投資をする。
- 転職する場合:
- 退職の手続きを進める。
- 新しい職場での準備をする。
- 新しい仕事への適応に努める。
どちらの道を選ぶにしても、あなたのキャリアはまだ始まったばかりです。積極的に行動し、自己成長を続け、充実したキャリアを築いていきましょう。
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8. 専門家への相談
キャリアに関する悩みを抱えている場合は、専門家への相談も検討しましょう。キャリアコンサルタントや転職エージェントは、あなたのキャリアプランの策定や、転職活動のサポートをしてくれます。
8-1. キャリアコンサルタントの活用
キャリアコンサルタントは、あなたの強みや弱みを客観的に評価し、キャリアプランの策定をサポートしてくれます。また、あなたの希望や適性に合った求人を紹介し、転職活動を支援してくれます。
8-2. 転職エージェントの活用
転職エージェントは、あなたのキャリアに関する相談に乗ってくれ、求人情報の提供、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など、転職活動を全面的にサポートしてくれます。あなたの希望や条件に合った求人を紹介してくれるだけでなく、企業との交渉も代行してくれます。
9. まとめ
35歳での転職、そしてキャリアの選択は、多くの要素が絡み合い、非常に複雑です。しかし、自己分析、情報収集、リスク評価、家族との話し合い、専門家への相談などを通じて、あなたにとって最適なキャリアパスを見つけることができます。あなたのキャリアは、あなたの努力次第で、いくらでも開花させることができます。自信を持って、未来に向かって進んでください。
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