法律事務所のパート、辞めたい…未経験の職場環境で抱える悩みを解決！
法律事務所のパート、辞めたい…未経験の職場環境で抱える悩みを解決！
今月から週4日勤務で法律事務所でパートを始めましたが、辞めたくて仕方がありません。始めたばかりですが、ストレスで持病が悪化しそうです。月数万の稼ぎが医療費に消えるのはばからしいですよね。職場環境は、弁護士1、事務員私の他に3人です。不満は以下2点。個人事務所なんて、こんなものなんでしょうか。
①教育体制が全く整っていない。
・仕事は弁護士またはベテラン事務員から指導をうけますが、指示、説明はすべて口頭。しかも相当早口。
・私が作成した書類は慣れるまで先輩・弁護士が確認 →チェックが甘く間違ったまま相手先に送付→私が怒られる。
・私と同時期にもう1名入った方と混同しているようで、教わっていないことを「これ前に教えたんだから、1回でできるようになって」と冷たくあしらわれる。
・作業している最中に「今どこまでいきました？」など、焦らせるような質問を繰り返す。
これまでのは一般企業しか就業経験がありませんが、比較的教育がしっかりしていたのでこんな適当な職場は初めてで驚いています。前職では後輩を育てる機会が多々ありましたが、マニュアルをきちんと作成し理解できるまでゆっくり指導していました。その方が、ミスも少ないですし、早く会社に慣れてほしいと思ったからです。
ですので、きちんとした指導もないまま「ミスは絶対許されない」的な態度に疑問を感じずにはいられません。仕事の進め方を聞いても、あからさまにめんどくさそうなので、聞きにくいことこの上ないです。新人を育てる気がないのでしょうか。
②弁護士のセクハラ
シフト上、週1回弁護士と二人きりになる時間があります。先週のその時間、なぜか弁護士が私の後ろに立ち肩をするっと触られました。私の後ろはすぐ壁で、弁護士の席からは少し離れています。肩を触ることが目的で、わざわざこちらに来たとしか思えず。。。
指導係ではない方のパートの方に（この方は良い人だが、シフトが週1しかかぶらない）かるく尋ねてみたら、前にも触られて辞めた方がいるようなことを言っていました。どうもセクハラ癖があるようです。
明日もシフトが入ってます。祝日なので確認したら「事務所は当然あけるので来てください」と言われました。しかし、同じ土曜シフトのもう一人の新人さんは「祝日は来なくていい」と言われたと、メールをくれました。ということは、明日二人きりかも。相当憂鬱です。また触られたら、ブチ切れてその場で辞めてもいいですか？雇用契約書には、1か月前に申告してとありますが、正直もう1日も行きたくありません。
法律事務所でのパート勤務、お疲れ様です。新しい職場でのスタートは期待と不安が入り混じるものですが、今回のケースでは、特に不安が大きく、心身ともに辛い状況であることが伝わってきます。教育体制の不備、セクハラ疑惑、そして雇用契約の問題…これらが複合的に重なり、辞めたいという気持ちが募るのは当然のことです。この記事では、あなたの悩みを一つずつ紐解き、具体的な解決策と、今後のキャリアを考える上でのヒントを提供します。
1. 職場環境への適応：まずは現状を整理し、できることから始めよう
新しい職場に慣れるには時間がかかるものです。特に、これまでの経験と異なる環境では、戸惑うことも多いでしょう。しかし、焦らずに現状を把握し、できることから取り組むことで、状況を改善できる可能性があります。
1-1. 教育体制の課題：具体的な問題点を洗い出す
まず、教育体制について具体的に何が問題なのかを整理してみましょう。
- 指示・説明が口頭のみで、早口であること：メモを取る、録音するなどして、内容を正確に理解する努力をしましょう。分からない点は、後で質問できるよう、具体的に何が分からなかったのかをメモしておくと効果的です。
- 書類チェックの甘さ：チェック体制が整っていないことで、あなたがミスを指摘され、怒られるという状況は、非常にストレスを感じるものです。まずは、どのような書類でミスが多いのか、具体的に記録してみましょう。そして、先輩や弁護士に、チェックの際にどのような点に注意すれば良いのか、具体的に質問してみましょう。
- 新人との混同：教わっていないことを「前に教えた」と言われるのは、非常に困惑する状況です。教わったこと、教わっていないことを記録し、混同されていると感じたら、具体的に「〇〇については、まだ教えていただいていません」と伝えましょう。
- 焦らせるような質問：焦らせるような質問は、集中力を妨げ、ミスを誘発する可能性があります。まずは、質問の意図を理解しようと努めましょう。もしかしたら、弁護士や先輩は、あなたの進捗状況を把握したいだけかもしれません。進捗状況を定期的に報告する、または「〇〇まで終わりました」と報告することで、質問の頻度を減らせる可能性があります。
1-2. コミュニケーションの改善：積極的に情報収集を
職場の人間関係を円滑にするために、積極的にコミュニケーションを図ることも重要です。
- 質問しやすい雰囲気を作る：質問しにくいと感じるかもしれませんが、分からないことは放置せずに、積極的に質問しましょう。質問する際には、具体的に何が分からないのかを明確に伝え、相手に負担をかけないように配慮しましょう。
- 他のスタッフとの連携：他の事務員の方や、同じパートの方と積極的にコミュニケーションを取りましょう。情報交換をすることで、仕事の進め方や職場の雰囲気を理解しやすくなります。
- 弁護士とのコミュニケーション：弁護士とのコミュニケーションは、難しいと感じるかもしれませんが、業務上の連絡は、丁寧かつ正確に行いましょう。また、セクハラ問題については、後述する対応策を参考に、慎重に対応しましょう。
2. セクハラ問題への対応：あなたの安全を守るために
セクハラは、決して許されるものではありません。あなたの心身を守るために、毅然とした対応が必要です。
2-1. 現状の把握と証拠の確保
まずは、現状を正確に把握し、証拠を確保することが重要です。
- 事実の記録：いつ、どこで、何があったのか、具体的に記録しましょう。日付、時間、場所、状況、言動などを詳細に記録することで、証拠として活用できます。
- 証拠の収集：セクハラ行為を裏付ける証拠があれば、積極的に収集しましょう。例えば、弁護士とのメールのやり取り、他のスタッフへの相談内容、目撃者の証言などです。
- 相談できる相手を探す：信頼できる人に相談しましょう。家族、友人、同僚、または専門機関に相談することで、精神的な負担を軽減し、適切なアドバイスを得ることができます。
2-2. 事務所内での対応
事務所内で解決を目指す場合、以下のステップを参考にしてください。
- 上司への報告：まずは、事務所の代表者または上司に、セクハラ被害を報告しましょう。報告の際には、事実を正確に伝え、あなたの気持ちを率直に伝えましょう。
- 事実確認と対応：事務所側は、事実確認を行い、適切な対応を取る義務があります。弁護士との面談、関係者への聞き取り調査などが行われる可能性があります。
- 再発防止策の要求：セクハラが再発しないよう、事務所側に再発防止策を要求しましょう。例えば、セクハラ防止研修の実施、相談窓口の設置などです。
2-3. 外部機関への相談
事務所内での対応が難しい場合や、解決が見込めない場合は、外部機関に相談しましょう。
- 労働局：労働局には、セクハラに関する相談窓口があります。相談内容に応じて、助言や指導、あっせんなどが行われます。
- 弁護士：弁護士に相談することで、法的なアドバイスや、訴訟などの手続きについて相談できます。
- 専門の相談窓口：セクハラに関する専門の相談窓口も存在します。専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応策を見つけることができます。
3. 辞める場合の選択肢：あなたの権利と、より良い未来のために
今の職場環境が、あなたの心身に悪影響を及ぼしている場合、辞めるという選択肢も視野に入れるべきです。雇用契約書に「1か月前に申告」と記載されている場合でも、状況によっては、即時退職できる可能性があります。
3-1. 即時退職の可能性
以下の状況に該当する場合、即時退職できる可能性があります。
- セクハラ：セクハラは、労働契約を継続できない重大な事由に該当する可能性があります。
- 労働条件の著しい悪化：教育体制の不備や、過度なストレスなどにより、労働条件が著しく悪化していると判断される場合。
- 雇用契約違反：雇用契約書に記載されている内容と、実際の労働条件が異なる場合。
即時退職を検討する際は、弁護士に相談し、法的なアドバイスを受けることをお勧めします。
3-2. 退職の手続き
退職を決意した場合、以下の手続きを行いましょう。
- 退職の意思表示：まずは、上司または事務所の代表者に、退職の意思を伝えましょう。退職届を作成し、提出しましょう。
- 引き継ぎ：担当していた業務の引き継ぎを行いましょう。後任者が困らないように、必要な情報を整理し、引き継ぎ資料を作成しましょう。
- 退職後の手続き：退職後には、健康保険や年金の手続き、失業保険の申請など、必要な手続きを行う必要があります。
3-3. 退職後のキャリアプラン
退職後、どのようなキャリアプランを描くのか、じっくりと考えましょう。
- 自己分析：あなたの強み、弱み、興味、価値観などを分析し、どのような仕事が向いているのかを考えましょう。
- 情報収集：興味のある業界や職種について、情報収集を行いましょう。インターネット、書籍、セミナーなどを活用して、情報を集めましょう。
- キャリア相談：キャリアコンサルタントに相談することで、客観的なアドバイスや、具体的なキャリアプランの提案を受けることができます。
4. 今後のキャリアを考える：より良い未来への第一歩
今回の経験を活かし、今後のキャリアをより良いものにするために、以下の点を意識しましょう。
4-1. 自己分析の徹底
自分の強み、弱み、興味、価値観を深く理解することで、自分に合った仕事を見つけることができます。
- 強みの発見：これまでの経験を振り返り、あなたが得意なこと、できることを洗い出しましょう。
- 弱みの克服：苦手なこと、不得意なことを認識し、どのように克服していくかを考えましょう。
- 興味の探求：何に興味があるのか、どのようなことにやりがいを感じるのかを考えましょう。
- 価値観の明確化：仕事を通して、何を大切にしたいのか、どのような価値観を重視するのかを明確にしましょう。
4-2. スキルアップとキャリアアップ
スキルアップとキャリアアップは、あなたの市場価値を高め、より良いキャリアを築くために不可欠です。
- スキルの習得：必要なスキルを習得するために、研修、セミナー、資格取得などを活用しましょう。
- 経験の積み重ね：様々な経験を積み重ねることで、あなたのスキルや知識は向上します。
- キャリアプランの策定：あなたの目標を明確にし、それに向かってどのようなステップを踏むのかを計画しましょう。
4-3. 転職活動の準備
転職活動を始める前に、しっかりと準備を行いましょう。
- 情報収集：転職市場の動向、求人情報を収集しましょう。
- 自己PRの作成：あなたの強みや経験をアピールできる自己PRを作成しましょう。
- 履歴書・職務経歴書の作成：あなたの情報を正確に伝える履歴書と職務経歴書を作成しましょう。
- 面接対策：面接で聞かれる可能性のある質問への回答を準備し、模擬面接などで練習しましょう。
今回の経験は、あなたにとって非常に辛いものだったと思います。しかし、この経験を無駄にせず、今後のキャリアに活かすことができます。まずは、現状を冷静に分析し、できることから取り組んでみましょう。そして、あなたの心身を守ることを最優先に考え、適切な対応策を選びましょう。あなたの未来が、より良いものになることを心から願っています。
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